マシンのS軸機能を利用した
多刃補正 / リトラクト機能付きATC補正ホルダ
製品の特徴
NCマシンのS軸機能を利用
作動量の変更は先端のストッパーの位置制御,作動はエアー圧(またはクーラント圧)でセンタシャフトを駆動。
※作動媒体である圧力を用いないリトラクト機能なしの直動S軸ホルダの仕様もあります。
中仕上げ刃固定で押し加工/仕上げ刃を前進端で拡張させて引きの往復加工も可能
中仕上げホルダと仕上げホルダを一体化して、ATC時間を短縮。
独自のメカ式構造ヘッドは、高剛性・高減衰デザインで揺動振動を抑えた2刃対向加工。
- 4刃を配置させた例として、固定ソリッド本体部に中仕上刃を2刃、変形体部に仕上刃を2ヶ配し、各2刃は対向した位相で、仕上刃は対向で2刃同量の補正動作をします。全動作領域でバランスの崩れの無いデザイン。
- 2刃によるバランスカットで加わる切削トルクを減少させ、揺動振動を抑えた加工をすることができます。この2刃同時同量補正で安定した形状精度が得られます。
- 補正量
- 100μm(0.2mmφ)/4刃仕様 200μm(0.4mmφ)/2刃仕様
- 補正ステップ量
- 1μm±0.5μm/60°(あるいは90°)
- 重量
- 約8㎏(φ80加工品)
- 最大回転数
- 6000rpm
- シャンク形状
- BT50・BT40シャンク
HSK100A・HSK63Aシャンク
UTS10080・UTS6350シャンク