高精度仕上げ加工(Fine Boring)には工具補正装置が不可欠。
計測との組合せで自動補正フィードバック。
製品の特徴
工具補正装置がなぜ必要か
量産精密ボーリング加工において、高精度を維持するためには下記のような精度低下の要因を取り除く必要があります。



ゾーン管理によるポストプロセス型計測とフィードバック
空油圧式補正システム
- 高精度なF.B(ファインボーリング)の量産加工設備に不可欠
刃先をミクロン調整出来る工具補正システム - ミクロン単位の制御を機外から簡単に加工にフィードバック。
- 手動でも自動でも補正指示の変更が可能。工数削減・省人化/自動化をサポート。
特徴
- 空油圧サーボと弾性変形によるミクロン単位の補正
- 2段ブースタ型圧力変換器仕様で、安定したリピート精度=ミクロン
- 弾性変形機構の採用で高いリニアリティ-性を有します
補正指示は、別置きの補正コントローラのプラス/マイナスのプッシュボタンを押すマニュアル補正と計測器よりの補正指示信号を受けての自動補正でも対応が可能です。
補正作動は、工作機械のフィードユニットと連動して、機械の制御盤を介して行います。
刃先を逃がすリトラクト機能を有しますので、リターンマークの傷がつきません。
