砥石の拡張作動制御に空油圧の圧力制御を用いた
ATC可能なホーニングホルダ。
測定ノズルを内蔵したインプロセス定寸計測も可能です。
ホーニング加工専用機のバックアップとして、マシングセンタを活用。需要に応じた変種変量生産にフレキシブルに対応出来ます。
また加工工程を集約することで、マシンの設備台数の削減が出来ます。
ワンチャッキングで、仕上げボーリング加工でサイジング・真円度や円筒度の形状精度を出し、その状態でホーニング加工をする事で
面状形成もします。仕上げボーリングホルダとの組合せにより取代を最小化することで、ホーニングのサイクルタイムも短縮でき、
工具費の削減にも繋がります。
製品の特徴
作動媒体は、エアー圧を利用する事で、小さな回路で高密度なパワーを伝達出来、バイラテラル性のある高精度な制御が出来ます。
エアー圧を利用しているので、機種ごとに応じてホーニングホルダをATCすることが簡単です。これにより多品種の対応も可能です。
制御空圧の伝達回路は、主軸の軸芯を用いる方式のほかにサイドプランジャから供給する方式のものがあります。これにより標準的なマシンにおいても大きな改造する事なく使用が出来ます。
ホーニング加工においては、加工をしながらその加工径を測定する定寸計測機能付きヘッドがあります。
定寸計測においては、測定エアをホーニングヘッドに内蔵したノズルから加工内径に直接エアを吹き出すことで、その背圧を検出しながら加工径を基準マスタリングと比較測定します。
・専用加工機が不要・・・・設備コスト削減と省スペース化
・ワンチャック加工による高精度加工、サイクルタイム短縮
・エア圧の可変制御で砥石の面圧制御
・インプロセスで加工しながら測定。
5分類又は7分類で加工穴を判定する機能も対応可能。