使用用途で【多径対応ボーリングヘッド】や【ユニバーサル型ボーリングヘッド】になる。最小1ミクロンから最大φ20ミリまで高精度でワイドなストロークの可変制御を無線通信で実現。現在はNC連動でなく内部クロックで作動。「トラバース切削」「ステップ加工」「座面加工」「裏座繰り加工」「溝入れ加工」等を、先端ホルダを交換することで可能なユニバーサルヘッドを目指しています。
製品の特徴
フレキシブルボーリングバーF.B.B.1stは、モータとバッテリーを内蔵したメカトロホルダです。独自のスライド機構を持ち、このテーブル部が径方向に移動することでその先に取付く工具を移動させます。この制御は機外に別設置するF.B.B.用のコントロールユニットと2.4GHz帯の無線通信により行います。
スライドストローク10mm/r, 最小φ2μmの制御指示ができます。
手動補正・自動補正の対応が可能であり、弊社ワイヤレス式プラグイン計測と組み合わせれば、自動補正のフィードバックシステムを構築できます。
フレキシブルボーリングバーF.B.B.1st 標準仕様 BT50/HSK100
- トラバース量
- 片側10mm(φ20mm)
- 位置決め精度
- 片側1um(φ2um)
- 送り速度
- 10~300mm/min
- 許容回転数
- Max 1500rpm
※装着するボーリングバーとテーブル位置によって、許容回転数が異なります。 - 軸心クーラント
- 非対応
- 動力
- 充電式バッテリ内蔵(コンタクト式充電器はオプション)
- 通信制御
- 2.4GHz帯の無線通信制御
寸法・重量 BT50/HSK100
BT50仕様 重量:約8.5kg(ボーリングバー含まず)
HSK100仕様 重量:約6.9kg (ボーリングバー含まず)
コントロールユニット 標準仕様
- 画面
- 10インチ タッチパネル式液晶
- OS
- Windows10 IoT
- HDD
- 500GB(システムとデータ保存用)
- 通信
- 2.4GHz帯
- CH数
- 30本(ホルダメモリー本数)
- 電源
- AC100~240V
- 寸法
- W320×H230×D80
- デジタルI/O端子
- アンテナモジュール用USB端子(通信距離:約10m)
- LAN接続 RJ-45
- オプション
- 計測機能
【加工の自動化に最適】
オプション機能として、弊社製プラグイン計測システムと連動させることで自動補正・自動計測の対応が可能となります。
このF.B.B.システムとプラグイン計測のコントロールユニットは共有化できる為、大変便利でコストパフォーマンス性が高いものです。
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