ドライブリング+減速機構でTilting補正
小型マシニングセンタに特化した高精度仕上げ加工に最適なツール。
製品の特徴
- BT30・HSK50A仕様のマシニングセンタに特化した補正ヘッド。
- 本体ハウジングの外周部のリングを1回転させる毎に、ミクロンで径調整が簡単に出来ます。
- リング1回転で1μm(φ2μm)の定量補正。
補正即加工が出来ます。(補正後のロック作業不要) - 自動補正をする場合は、機内に取り付けたリングドライブユニットで補正ヘッドのリングを保持し、主軸を正・逆に回すことで相対的にプラス/マイナスの補正が 出来ます。
【チルティング型補正で高速回転使用も可能】
- 補正動作はチルティング方式で、補正量変更による偏重心の移動量は少ないものです。
形状のコンパクト性・バランス性で高速回転での使用も可能です。
【多彩なボーリングバー】
- マルチボア専用アダプタの取付で、先端部をクイックチェンジ出来、各範囲の加工径の対応が容易に可能となりました。
- 「マルチボア」のFBAボーリングヘッド取付でミリの範囲で径対応が可能。
- マルチボア FBA20-11J,FBA24-11J,FBA29-14A,FBA36-14A,FBA43-18Aの利用が可能。
φ20-φ54まで対応が出来ます。
GR-1 Ver.2 ATC補正ヘッド標準仕様
- 補正精度
- 外周リング1回あたり1.0μm±0.5μm
- 最大補正量
- 80μm(160μmφ) ヘッド前端面よりL=60mmポイントにて
- リングの回転トルク
- 2N/m以下
- 重量(ボーリングバー含まず)
- 1.6kg(BT30シャンク仕様品)
1.7kg(HSK50Aシャンク仕様品) - 許容回転数
- 6,000rpm(G2.5級)、10,000rpm(G6.3級)
許容回転数及びバランス等級は、補正ヘッド単体での値です。
装着するボーリングバーによって許容回転数及びバランス等級は異なります。 - 付属品
- 現在位置を表示する簡易ポジションインジケータ付き
- 適用シャンクサイズ
- BT30
HSK50A - Note
- センタースルークーラント対応(Max.2MPa)
オプション品
外周リングドライブユニット(エスケープ機構付き)