FSW 摩擦撹拌溶接 (Friction Stir Welding)とは
摩擦熱で軟化させた材料を攪拌して接合する技術です。溶接とは異なり、加工物(材料)以外の素材を用いず、材料も溶融しません。
溶接より高強度で歪みの少ない接合方法です。
近年の自動車のEV化に伴い、バッテリーケースやインバーターケースの加工需要の増加が見込まれます。
ケースを密閉するためのフタをボルト締めに代わり、低コストでひずみの少ないFSW(Friction Stier Welding)による接合が増えてきています
FSW加工における課題は、見た目では正常に接合できたか否かを判断できないことです。
FSWの加工成否のパラメータとして、Z軸荷重・X/Y軸送り分力・接合温度があり、これらをモニタリングすることで接合品質を保証することができます。
当社エヌティーエンジアリング㈱は、連続量産加工のモニタリングに適した下記製品ラインナップを取り揃えています。
ツールホルダに荷重、温度センサを内蔵した “FSWセンサインツールホルダ”
量産加工対応の “FSWセンサレス荷重モニタリングシステム”
Energy Harvest(自己発電システム)による ”FSWバッテリーレスセンサインツールホルダ”